ニートぴよぴよの負け組から脱却したい日記

負け組から脱却したい人は僕と一緒に頑張りましょう!主に仮想通貨初心者向けの記事を書いてますが、ちょっとづつレベル上げて、株等のほかの投資のことも書いていきたいと思います。1000万円を元手に負け組から脱出できるかを見届けて下さい。現在元本700万→評価額約300万てへぺろ。買い増し地獄。

お金という物は何なのかを考える。通貨を知らずして仮想通貨のことは語れない?

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昨今世間を騒がし、冷たい目で見られることの多い仮想通貨ですが、そもそもみんな通貨というものの本質をちゃんと理解して仮想通貨のことを語っているのでしょうか。

もちろん理解している人が多数だとは思います。

ですが、まるで理解せずに使っている人も案外多いのではないでしょうか。

 

今回は、通貨の成り立ちから、お金というものがどういった意味を持っているのかを初心者向けに解説していきたいと思います。

 

その前に前説です。

この世の全ての物には価値があります。

そしてその価値の高さというものは需要と供給により決まります。

ここでいう価値とは交換価値のことです。

 

 

例えば、リンゴという食べ物の価値を考えます。

この際、ややこしいのでリンゴの個別の質を考えないものとします。(全部全く一緒のリンゴだよ)

リンゴの価値が上がるということは、供給に対する需要が大きくなる、あるいは需要に対する供給が少なくなるということです。

リンゴを食べたいと思う人が多ければ多いほど、またリンゴを生産している人が少なければ少ないほど、リンゴという物の価値が上がります。

価値が下がるときはその逆のことが言えます。

 

そしてこれはリンゴに限らず、全ての物に通用する概念です。

この需要と供給により価値が決定されることを理解した上で、まだ通貨が無かった頃の人々の交換手段をみていきましょう。

 

物々交換

最初は交換手段として「物々交換」を行っていました。

「そのお魚おいしそうだね、僕のトマトとスイカあげるから頂戴よ」と、相手が納得しそうな価値を持つものを提示し交換を持ち掛けるわけです。

相手が「それなら交換してあげるよ」となれば交換成立です。

こうして自分が持っていない物を持っている物と交換することを物々交換といいます。が、この交換方法だと、相手が欲しがる物を持っていないと成り立ちませんし、物の価値が客観的に決めづらく、お魚だってすぐ腐ってしまって交換手段としてはとても不便で仕方ありませんね。

 

共通の価値を持つ物への変遷から金本位制

腐ってしまいにくく、みんな誰でも欲しがるものである「稲」が交換手段として流通します。

その後、貝殻を使った「貝貨」と言ったものに移り変わり、より丈夫で風化しにくい金属である、銅、銀、金などが交換手段として価値を持ち始めます。

 

特に「金(きん)」はその希少性から、世界的な「資産価値」を持つ物になっていきます。

金本位制とは一国の貨幣価値(交換価値)を金に裏付けられた形で金額を表すものであり、商品の価格も金の価値を標準として表示されます。

 

で、金そのものを加工して貨幣として流通させることを特に「金貨本位制」と言いますが、金貨は貴重で流通させる量に限りがあるし、なにより重たいために不便です。

なので金に裏付けされたその国特有の貨幣を発行し、流通させるようになりました。

金に裏付けされたという意味は、その国の通貨の価値が一定量の金の重さと等価であるということです。

その国は決めた価値基準において保有している金と等価値の通貨を発行できます。

 

それにより通貨は金という信頼のおける資産価値のある物と同じものとして、人々の価値の尺度に使われ、交換手段として流通することとなります。

 

金本位制の廃止

金本位制の下での通貨というものは、金と等価値のいわば金との交換券のような意味合いを持ちますよね。

例えば日本とアメリカが今金本位制だとしましょう。

日本が金に裏付けされた日本円を発行しているとすれば、その一定量の日本円は一定量の金と同じ価値を持ちますから、日本が潰れたとしてもその日本円は金と交換されますし、アメリカ人でもその日本円を欲しいと思えるわけです。

するとアメリカが発行する米ドルと日本円は「金」という物を共通な価値として定めた代替通貨であることがわかります。

すなわち、米ドルと日本円はいつでも同じ交換価値があります。

これが「固定相場制」と言われるものですね。

 

各国が発行する通貨が世界共通認識として価値を持つ「金」に裏付けされて信頼できるのが金本位制の強みですが、この固定相場制は経済活動において様々な軋轢を生むこととなり、世界大恐慌を招きます。

そして金本位制が廃止された現在は、日本でいえば「日本円」と呼ばれる、「通貨」が日本人が日本という国において通用する共通価値をもつ交換手段として「お金」とか「現金」と呼ばれて使用されています。

この金本位制が廃止されてからの「日本円」というものは日本という「国」への信頼性のみで成り立っており価値の裏付けがありません、日本人が共通認識として価値があると思い込む、共通の「幻想」を抱くことで成り立っている通貨ということに本質的にはなります。

 

そして日本という国の信頼性が高いからこそ今だに日本人はもちろんのこと、様々な経済活動において輸入や輸出のときには必ず必要になる為替において、日本円は各国の通貨と交換される手段としても使用できているということになります。

この「変動為替制度」では、その国への信頼が高ければ高いほど、あるいは経済状態が良ければ良いほど、その通貨を欲する人が自国の通貨と交換したがり、価値が上がるというわけです。

 

そして、発行は何物にも裏付けられていないため、その国の自由に発行できます。

もちろん無制限に発行していてはその国の通貨は信用を落とし、価値が無くなっていくために無配慮に発行するといったことはありませんがね。

 

このように現在の通貨というものの仕組みをお分かりいただいた上で、仮想通貨(暗号通貨)というものを見てみましょう。

 

ビットコインは世界共通価値を持つ「金」と成り得るか?

金本位制が廃止された現在の「国の通貨」が、その国の共通幻想だと説明しましたが、そもそもの金本位制を成り立たせていた、あるいは廃止されてからも世界的に共通価値のある「金(きん)」はなんなのか、それはその希少性に依るところが大きいわけです。

 

確かな希少性(現在発掘されている金の量が今後それ程変わることがない)というものに、世界中の人々が同じ価値基準として抱いているこれも「幻想」となります。

この人々が価値のあるものであると思い込む「共通幻想」であるということが非常に重要です。

そもそも金なんぞに本当にそんな価値があるのかと言われれば疑問ですよね?

金を持っていてもお腹は膨れないし、生活が楽になるわけでもない、せいぜい装飾くらいにしか使えません。

でもこの「金」に価値があるとみんなが思えばそれが本当に価値となるのが需要と供給で成り立つ「市場」ということなんです。

 

つまり何が言いたいかと言うと、ビットコインは発行枚数の上限が約2100万枚と決まっていて、金と同じ「確かな希少性」という性質を持っています。

金は物質的に持っていれば盗難の危険性があるのに対して、ビットコインブロックチェーンというハッキングされないための技術に守られます。

管理者を必要としない(非中央集権)ために、倒産や国の崩壊により価値を損ねる危険性もないところも金と共通するところです。

 

後は人々がこのビットコインに対して資産価値があるものであるという「共通幻想」を抱くことで、ビットコインは「デジタル上の金」であるという地位を築くことができます。

これには人々がビットコインを信用することが第一の条件であります。

今後開発がどんどん行われて、人々に信用を示すことができれば、ビットコインが「金」のような位置づけになることは十分可能であると僕は思います。

 

結論

ビットコインだけを例に出して申し訳ないですが、結論として、通貨の歴史を掘り下げれば掘り下げる程、ビットコインはやはり、「通貨」ではなく「金」としての性質が強いものだということがわかります。

ひとくくりに「仮想通貨」と言ってしまうのではなく、個別にその性質をとらえて、考察していくのが暗号通貨を語る上では重要ではないでしょうか?

 

ばいちゃ!(^^)!